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VUITTON ヴィトンの生い立ちと歴史 |
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1854年、ルイ・ヴィトンがパリに世界最初の旅行鞄店を開業した。
ルイ・ヴィトン(Louis VUITTON)。1896年、コピー商品の流出を防止するために、世界で最初にモノグラム柄を用いた。L、Vと花と星を組み合わせた模様はから2代目のジョルジョ・ヴィトンが考案した。王侯貴族をはじめ、上流社会の人々を魅了した。
そうした中、1998-1999 A/W からモードに参入。それまでコレクション用の服を運ぶ入れ物作っていたブランドが、服作りを始めたということで、話題に。
デザイナーに気鋭のマーク・ジェイコブスを迎え、初コレクションから大好評を博し、現代に到る。
服作りのコンセプトは、"機能的"あるいは"実用的"。つまりは、ベーシックで普通に着られる服。コレクションでは、決まってモデルがバッグを持って出てくる。
この辺がルイ・ヴィトンらしい。新作はコレクションでチェックしたい。
1986年に発表された"エピ(麦の穂)"シリーズは人気を博している。また、"ルイ・ヴィトン・カップ"アメリカンズ・カップ・ヨット・レースのスポンサーになったのを記念した"チャレンジ"シリーズのスーツケースは最新の高分子化学の成果として生まれた素材で作られている。
87年、ルイ・ヴィトン社とモエ・ヘネシー社の合併により"LV モエヘネシーグループ"が成立。
一大ファッション帝国を築き上げる。フランスの文化と伝統を体現していることがその大きな特徴。ルイ・ヴィトン、ロエベ、セリーヌ、ベルルッティ、クリスチャン・ディオール、ジバンシィ・クチュール、ケンゾー・クチュール、クリスチャン・ラクロワ、エミリオ・プッチ、フェンディ、ダナ・キャラン、フレッド、セフォラ、ショーメ等が関連企業にあたる。
2002年9月1日、東京・表参道に"ルイ・ヴィトン表参道ビル"を豪築。ルイ・ヴィトンの店舗としては世界最大級。建築家の青木淳氏の設計で、ルイ・ヴィトンの歴史を象徴する"トランク"を積み上げたような構造になっている。
2002年秋、LOUIS VUITTONは初の時計コレクション"タンブール"を発表。"タンブール"とはフランス語で"太鼓"を意味し、丸形で厚みのある太鼓のような形が特徴。
現デザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc JACOBS)。1963年、アメリカはニューヨークに生まれる。
色白で不健康そうだが、大きな目でなかなか二枚目の男性。パーソンズ・スクール・オブ・デザイン卒。89年からペリーエリスの下でレディースを担当し、96年独立。96年にセカンドライン"マーク・ジェイコブス・ルック"をスタート。98年にプレタに参入したルイ・ヴィトンのデザイナーに抜擢され、1998-1999
A/Wよりパリコレに参加。2001 S/Sより、"マーク・バイ・マーク・ジェイコブス"をスタートした。
ルイ・ヴィトンのコレクションの時のマーク・ジェイコブスは、パリモードの気質にしっかりあわせて、上品で柔らかく、シンプルでベーシックなアイテムを送り出す。
最高に贅沢な素材とそれに反したシンプルなデザインを称して、欧米のジャーナリスト達の間では"ユーティリティ・シック"と呼ばれている。
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